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書籍詳細
 
龍の100の物語
−あなたは龍を見たか−
福井栄一著
B6・228頁 / 1980円
発行年月日 : 2011年12月
ISBN : 978-4-7655-4244-9
 

内容紹介
龍は,十二支の中で唯一,想像上の生きものであると言われています。にもかかわらず,日本では驚くほど多種多様な龍の目撃談が報告されており,龍の実在を否定するには,かなりの勇気を要するほどです。この際,「そんなこと,あり得ない」「非科学的だ」等の野暮な科白(せりふ)は脇へおいて,とりあえず,本書に収められた摩訶不思議な話に,お目通し頂きたく存じます。読み進めるうちに,「これはひょっとして…」という気分になってこられたとしたら,本書の目的の大半は達せられたことになります。ではでは,神秘的な龍の世界へ,いざ!
(はじめにより)

【福井栄一の十二支シリーズ(全12巻のご案内)】
「大山鳴動してネズミ100匹」
「悟りの牛の見つけかた」
「虎の目にも涙」
「かわいいだけがウサギじゃない」
「龍の100の物語」
「蛇と女と鐘」
「馬耳東風では済まないはなし」
「羊が一匹、羊が二匹 ぐっすり眠れる羊のはなし」
「おさるの大合戦」
「卵より先のニワトリばなし」
「犬と猫はどうして仲が悪いのか」
「イノシシは転ばない」
 
目次
はじめに

第一章 見えたぞ,見えたぞ!
  1 老僧の正体
  2 龍を撫でる
  3 武太夫の秘密(ぶだゆう)
  4 焼け跡の謎
  5 龍の子
  6 水に書いた文字
  7 龍の手
  8 忠孝に役立つ龍
  9 龍か人か
  10 無人の船
  11 期待外れ
  12 とんだ勘違い
  13 大悪党の改心
  14 壊れた番所
  15 しゃべる腫物(はれもの)
  16 聞きそびれたお経
  17 夢に見た龍
  18 黄龍の昇天
  19 龍の歯
  20 魚の出所(でどころ)
  21 龍の約束
  22 龍の爪
  23 空を飛ぶ船
  24 不屈の精神
  25 龍を乗りこなす者
  26 弟子もつらいよ
  27 二人の童子
  28 覗いてはいけない
  29 登るか登らぬか
  30 昇天のまじない
  31 龍燈松(りゅうとうまつ)
  32 瓶詰めの龍
  33 龍の玉
  34 お告げを見逃すな
  35 蜃気楼(しんきろう)
  36 飛び来る龍燈(りゅうとう)
  37 名物は龍なり
  38 龍の食事
  39 龍の雲

第二章 雨のことなら,おまかせ!
  40 さすがは安倍晴明(あべのせいめい)
  41 一遍の予言
  42 濡れても平気
  43 釈迦如来の誕生
  44 消えない火
  45 美女を背負った仙人
  46 龍の遺言
  47 雨乞いで大出世
  48 五右衛門の災難
  49 龍の子と僧
  50 降り過ぎたらこの一首
  51 それはおかしい
  52 雲への祈念
  53 逆恨みは怖い
  54 周到な事前準備

第三章 龍宮へ,ようこそ!
  55 龍宮と言えばこの男
  56 猿の生き肝
  57 龍王の婿になった男
  58 阿育王と舎利(あいくおう)
  59 龍宮童子
  60 龍穴の秘密(りゅうけつ)
  61 三井寺の鐘
  62 三月三日の龍宮
  63 大施太子の冒険(だいせ)
  64 后を返せ(きさき)
  65 龍宮女房
  66 龍宮の鐘

第四章 決戦だ!
  67 龍と戦う海女
  68 舎利弗と外道の術競べ(しゃりほつ)
  69 龍と化した男(一)
  70 龍と化した男(二)
  71 青い龍と赤い龍
  72 龍の油断
  73 一頭八身の龍
  74 善戦する空海
  75 両雄の争い
  76 傍迷惑な闘い(はためいわく)
  77 鐘への執着
  78 血に染まった大海
  79 龍と四天王

第五章 龍にだって事情がある!
  80 親心は龍も同じ
  81 悪龍の復讐
  82 宰相の願い
  83 龍の体内時計
  84 龍が欲しがった笛
  85 挨拶に来た龍
  86 龍の落ち度
  87 内親王の変身
  88 連れ去られた娘
  89 忠右衛門家の悲劇
  90 術者の勘違い
  91 徹夜の工事
  92 子は宝
  93 龍王と鍋
  94 龍か像か
  95 伽藍の下の池
  96 落ちて来た鐘
  97 大洪水の置き土産
  98 禿げていたら困る
  99 龍を科学する
 100 鯉の瀧登り

出典一口メモ

おわりに
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