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書籍詳細
 
顕微鏡観察による活性汚泥のプロセス管理
ディック H.アイケルブーム著/安井英斉・深瀬哲朗・河野哲郎訳
DVD-ROM・152頁 / 115238円
発行年月日 : 2006年4月
ISBN : 4-7655-3013-2
 

内容紹介
【書店ではお申込みできない場合がございます】
【Windows Vista以降の動作については保証いたしておりません】
DVDを用いたマルチメディアパッケージで最新の活性汚泥プロセスを解説。活性汚泥プロセスの基本的な原理のみならず,施設の運転で起きやすいトラブルの説明とその対処法も表す。マニュアルで理論的な説明を行い,視覚的な事項はDVDにある100編の動画,650枚以上の写真で説明。活性汚泥中の「活動状態の生物」も幅広く紹介する。排水処理施設の運転管理,教育・訓練などに最適。
【動作環境 OS:Windows2000,XP/CPU:Intel Pentium III 600MHz以上/メモリ:128MB以上/ハードウェア:1024×768ドット,16ビット以上を表示可能なカラーモニタ,DVDドライブ】
 
目次
1 はじめに

2 光学顕微鏡:使用法と観察テクニック
2.1 顕微鏡の基本操作
2.2 明視野照明と位相差照明
2.3 プレパラートの作成
2.3.1 ウェットマウント
2.3.2 試料の固定
2.4 顕微鏡の調整法
2.5 長さの測定と粒子数の計数
2.6 染色法
2.6.1 グラム染色
2.6.2 ナイセル染色
2.7 Sテスト
2.8 その他の検鏡テクニック
2.8.1 実体顕微鏡
2.8.2 FISH

3 活性汚泥の顕微鏡観察
3.1 試料の採取と保存
3.2 検鏡にあたっての注意
3.3 顕微鏡観察の項目
3.4 対物レンズの倍率の選定
3.5 観察結果のまとめ方

4 活性汚泥フロックの特徴
4.1 形態的な特徴
4.1.1 フロックの形
4.1.2 フロック構造
4.1.3 フロック強さ
4.1.4 フロックのサイズ
4.2 フロックの構成要素
4.2.1 多様性
4.2.2 モノコロニー
4.2.3 無機性および有機性SS
4.3 分散[増殖]菌体,スピロヘータ,ラセン菌
4.3.1 分散[増殖]菌体
4.3.2 スピロヘータ
4.3.3 ラセン菌
4.4 フロックタイプ
4.4.1 タイプ1
4.4.2 タイプ2
4.4.3 タイプ3
4.4.4 産業排水処理施設の汚泥フロック

5 糸状微生物
5.1 糸状体存在度FI
5.2 糸状微生物の同定
5.2.1 同定に用いる属性
5.2.2 優占種と二次種
5.2.3 同定手順
5.3 糸状微生物
5.3.1 放線菌(Actinomycetes)
5.3.2 Beggiatoa(ベギアトア)
5.3.3 Cyanophyceae-like[藍藻(シアノファイセ)類似の糸状生物]
5.3.4 Flexibacter(フレキシバクター)
5.3.5 Haliscomenobacter hydrossis(ハリスコメノバクターハイドロシス)
5.3.6 Leucothrix(ルーコスリックス)
5.3.7 Microthrix parvicella(マイクロスリックス パルビセラ)
5.3.8 Nostocoida limicola I(ノストコイダ リミコラI)
5.3.9 Nostocoida limicola III(ノストコイダ リミコラIII)
5.3.10 Fungi(糸状菌あるいはカビ)
5.3.11 Sphaerotilus natans(スファエロチルス ナタンス)
5.3.12 Streptococcus-like(ストレプトコッカス類似の糸状微生物)
5.3.13 Thiothrix(チオスリックス)
5.3.14 Type 0041(Type 0675を含む)
5.3.15 Type 0092
5.3.16 Type 0211
5.3.17 Type 021N
5.3.18 Type 0411
5.3.19 Type 0581
5.3.20 Type 0803
5.3.21 Type 0914
5.3.22 Type 0961
5.3.23 Type 1701
5.3.24 Type 1702
5.3.25 Type 1851
5.3.26 Type 1852
5.3.27 Type 1863

6 原生動物と後生動物
6.1 原生動物
6.1.1 繊毛虫類
6.1.2 鞭毛虫類
6.1.3 アメーバ類,有殻アメーバ類,太陽虫
6.2 後生動物
6.2.1 ワムシ
6.2.2 線 虫
6.2.3 クマムシ
6.2.4 水生ミミズ
6.3 出現動物の指標性

7 観察した汚泥の総合的な状態評価

8 活性汚泥プロセス
8.1 自然界の物質循環の利用と促進
8.2 活性汚泥フロックの生
8.3 活性汚泥フロックの組成を決定する因子
8.3.1 汚泥負荷と汚泥齢
8.3.2 排水組成
8.3.3 酸 素
8.3.4 配 置
8.3.5 水温およびpH
8.4 フロックによる基質の取り込み

9 運転障害
9.1 高汚泥負荷あるいは酸素の欠乏
9.2 毒物流入
9.3 多量の小さいフロックおよびフロックの解体
9.4 重量汚泥
9.5 最終沈殿池の機能不良
9.6 不充分な処理性能(ただし処理水は清澄)
9.7 汚泥発生量の減少

10 バルキング汚泥
10.1 糸状体存在度FIと汚泥容量指標
10.2 糸状微生物の増殖
10.3 運転条件と生物相
10.3.1 高汚泥負荷の下水処理
10.3.2 低汚泥負荷の下水処理
10.3.3 生物学的栄養塩除去プロセスの効果
10.3.4 糸状微生物間の競争
10.4 バルキング制御
10.4.1 高フロック負荷の適用によるフロック形成細菌の集積
10.4.2 好気セレクタの設計
10.4.3 栄養塩除去の併用
10.5 ズーグレアバルキング

11 スカム生成
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