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書籍詳細
 
鋼橋の未来
−21世紀への挑戦−
成田信之編著
B5・324頁 / 9350円
発行年月日 : 1998年10月
ISBN : 4-7655-1596-6
 

内容紹介
わが国の鋼橋事情からいえば,今後,維持,管理の問題がしだいに切迫化してくるのは明らかである.一方,本四架橋をはじめとする長大橋建設の後を受けるプロジェクトの姿が,なかなか判然としてこない.また,PC橋との競争の激化が,合理化,ライフサイクルコストの縮減,複合構造への要請を強めている.さらには,価値観の多様化に伴って,橋梁の機能や意味付けにも変化がみられる.本書は,このような状況認識に立って,今後の鋼橋のあり方や課題,技術の発展,拡大の方向性などを探った書であり,第一線の技術者たちが,現在の技術到達点を踏まえて展望している.
 
目次
第1章 鋼橋の未来
原点に立ち返ってみよう/設計に際して考慮すべき事項/橋梁美とは何だろう/設計の進歩と課題/新材料の開発と適用/設計示方書のあり方/超長大化の夢とその実現性/夢を語ろう
第2章 21世紀の橋と橋梁マネージメント
21世紀の道路と橋梁/橋梁マネージメント

第3章 設計法の進歩と課題
限界状態設計法/疲労設計/耐震設計法/対風設計法

第4章 適用領域の拡大と設計・施工
経済性と省力化施工/合成・複合構造橋梁/磁気浮上式鉄道橋梁/人にやさしい歩道橋

第5章 機能の確保と維持管理
自動車荷重列の動的影響/床版の耐久性/免震橋梁/橋梁の衝撃問題/橋梁の再利用と保存

第6章 長大・超長大化の夢とその実現性
吊形式橋梁の解析法/吊形式橋梁の耐荷力/超長大橋の耐風設計/超長大吊橋のフィージビリティスタディ/超長大斜張吊橋のフィージビリティスタディ

第7章 ある技術者の遍歴:時代の流れの中で
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